THE SIXTH DAY~SINGLE COLLECTION~

GACKT THE SIXTH DAY~SINGLE COLLECTION~歌詞
1.OASIS

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

ゆっくりと夜が明けるまで君を抱きしめてた
何もかも失うまで気付かずに安らぎに溺れてた

“痛いさ…”
過去の自分なら苦痛に顔を歪ませてた
今ならこの痛みにさえ優しさを覚える

永遠に幻に抱かれるより
ひとときでも自由を択ぶ

※翼を広げ空へはばたいて
焼かれる前に太陽になれ
風よ吹け…空へ導いて
君のすべてを奪われるまえに※

遠い過去に生き続ける虚ろげな君がいる
いつまでも動かないのなら
切り裂かれればいい

差し延べるこの腕を掴めるなら
ひとりきりでも 君はまだ微笑える

黄砂をあびて空へ舞い上がれ
強く輝く太陽になれ
風に乗れ…両手を広げて
君のすべてを壊されるまえに

震える君 誰のために生きるの?
「ミツケルタメ…」奇跡を信じて

(※くり返し)

黄砂をあびて空へ舞い上がれ
強く輝く太陽になれ
風に乗れ…両手を広げて
君のすべてを手に入れるために


2.鶺鴒~seki-ray~

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

風の声を聞いた
夢の続きを知りたくて
誰も教えてはくれない
胸が赤く染まった…

君だけにはわかっていてほしい
還らなければいけないことを…

この何処までも続く白い大地は遠く
もう張り叫ぶ声は誰にも届かない

この躰の痛みを隠すように
空からの優しさに抱かれ…

その瞳に映る月は綺麗で
たとえ夜が終わらなくても

この何処までも続く白い大地は遠く
もう張り叫ぶ声は誰にも届かない

この何処までも続く白い大地に深く
また落ちてゆく僕は誰にも癒せない

その小さな躰を包むように
鶺鴒の優しさに抱かれ…

空からの優しさと共に眠って
大地の温もりに抱かれ…


3.Secret Garden

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

硝子の中に浮いた僕の瞳はただ…君を見てた

優しさの破片も見えない繰り返される信号が 口元にだけ愛を語り続け
僕は体中に巡るプラグをはずし自分の脚で
もう一度だけこの現実を見た

Wow 夢の中で広がる世界は the last secret garden
the last secret garden
もう君の中で消えてしまうけど 忘れないで… 僕の名だけは

歪み続ける時空の狭間で背中に刺したナイフを
羽に見立て 宇宙を仰ぎ続け
僕の体中を巡る記憶の媒体すべてを焼き尽くすため 君だけを見た

Wow 腕の中で広がる世界は the last secret garden
the last secret garden
もう君の中で消えてしまうなら忘れないで… 抱きしめたことを

そっと目を閉じて 光をさえぎればいい 夢を見たいのなら
でも もう気付いているよ 大きく腕を振りあげた君のすべてを…

Wow 夢の中で広がる世界は the last secret garden
the last secret garden
もう君の中で消えてしまうけど忘れないで… 僕の名を

Wow 腕の中で広がる世界は the last secret garden
君だけを見た

the last secret garden 君だけを…


4.君が追いかけた夢

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

懐かしい夢を見た
あの頃は寄り添うように
溢れる孤独をみんなで分かち合って

大切なものが何かと
気づいたときには遅すぎて
過ぎ去った思い出はいつも眩しすぎて

もしも君が泣きたいくらい傷ついたら
そんな時には涙が枯れるまで歌ってあげる

※君が追いかけた夢なら
傷つくことにおそれないで
ふるえる夜には君を抱きしめてあげよう
だから
悲しそうな顔はやめて
君の笑顔を見せておくれ
だれより素敵な僕の大切なその笑顔を※

今でも覚えてるよ
永遠はここにはないと
消えていく者を悲しい目で見つめ続けた

ブレーキもない車に乗るやつはいない
そう呟いて
うつむいて強がる君を ただ引き寄せ強く抱きしめた

△君が叶えたい夢なら
うつむいて泣いたりしないで
眠れぬ夜には夢が見れるまでそばにいてあげる
そんなに恥ずかしがらないで
君の笑顔を見せておくれ
だれより素敵な僕の大切なその笑顔を△

数え切れない夢を語り合ったあの頃には
もう、戻ることはないけれど

(※くり返し)
(△くり返し)

その笑顔を…


5.忘れないから

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

雑踏を通り抜けて光の導く場所へ
音のない情景は流れ続ける

両手を広げてすべてをつかもうとした
錆びついた線路の果てに
何かがあると信じていたい

※このまま時が止まればいいと
ありふれた言葉で願いを込めた
どれだけ君を見つめていても
あの頃のように僕に微笑みかける※

忘れないから…

原色のゆらめきは目の前に浮かんでは消える
瞼を閉じても今はあの場所にもう二度と還れない

このまま時が続けばいいと
ありふれた言葉に願いを込めた
今なら君に明かせるだろう
僕の中にある素直なこの想いを
色褪せはしないから…

虚ろ気な眼差しでなぜ僕のことを見つめるの?
もうすぐ僕もゆくよ
そうすべてが今そこにあるから

(※くり返し)

あの日あの時のまま続けばいいと
ありふれた言葉に願いを込めた
今なら君に明かせるだろう
僕の中にある素直なこの想いを
色褪せはしないから…


6.月の詩

作詞:Gackt
作曲:Gackt

輝いた真っ白なTシャツ
水しぶきに浮かぶ虹
ぼんやりと見つめてる空を
いくつもの風が遊ぶ

何もないことが二人だけの幸せだった

誰よりも深く 心まで溺れて
今もこの場所で 君だけを見つめて
二度と戻らない 夢ならば壊して
忘れられなくて もう一度逢いたい

蜃気楼を重ねて
君の影、拾い集め

時計の針を止めたままで待ち続ける

眠れない夜もため息の朝も
君の大好きな月の詩を

いつからか遠く体まで離れて
今はこの場所に僕だけを残して
ずっと変わらない二人だと信じた
あの頃のようにもう一度、愛した…


7.Mirror(MARS Ver.)

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

肝心なときにはいつも側にいない
何が大切なモノなのか解ろうともしない
誰もがキミに飽き飽きしてる

目新しいモノばかり追いかけていて
「古き良き時代は何処に行ったの!!」
そんな口癖は君に嘆く資格はない

君の目に映ってる僕の笑顔はすべてが酬われない
最初からワカッテタハズナノニ…

この大空の下へ飛び込んで 一人きりで…
僕の飼われた躰は君の腕で受けとめられるかな

“信じるモノは救われる”なんて
言い訳上手な♂の戯言で♀も嘘がじょうず

僕の目に映ってるキミの涙はすべてが摩耶椰で
最後にはワラッテタハズナノニ…

この大空の下へ抱き合って 二人きりで…
僕の壊れたココロに君の声が届きますように
叫んで…そしてもっとギュッと抱きしめて

何かを得るために何かを失って
誰もが傷ついてる

この大空の下で恋わされて ひとにぎりで…
ボクの弱気な態度にキミの声が炎をつけてくれたから

この大きな想いが届かないなら ひとおもいに…
ボクの粉々の心にキミの指で最後のトドメを射して


8.Vanilla

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

君は誠実なmoralist 綺麗な指でボクをなぞる
僕は純粋なterrorist キミの想うがままに 革命が起きる

恋に縛られたsupecialist 長い爪を立てられたボク
愛を確かめたいegoist キミの奥までたどりつきたい

君の顔が遠ざかる
ah ボクがボクで無くなる前に

愛してもいいかい? 揺れる夜に
あるがママでいいよ もっと 深く
狂おしいくらいに慣れた唇が 溶け合うほどに
ボクは… キミの… Vanilla

「…ナンテ気取りすぎ」 そんなcoolなキミはplastic
熱い眼差しにはecologist その燃えるくちづけがもどかしい

歪んでいくキミの顔が
ah 僕がボクでいられマスように

愛してもいいかい? 揺れる夜に
あるがママでいいよ もっと 速く
苦しいくらいに 濡れた唇が 言葉なんてもう
君と… 僕not… Burning love

ah いくつ朝を迎えれば ah 夜は終わるのだろうか
ah 空に散りばめられた ah 白い花にかこまれていく

愛してもいいかい? 揺れる夜に
あるがママでいいよ 「I've seen a tail.」
悔しいくらいに キミにハマってるのに
A crew sees cring knees,
I wanna need. Not betray!!

愛してもいいかい? 揺れる夜に
あるがママでいいよ もっと 君を
狂おしいくらいに慣れた腰つきが 溶け合うほどに
君は… ボクの… 番人だ


9.Mizerable

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

気付かない振りをして
小さな窓から遠くを見つめてた
空に広がる天使の声
風に抱かれて

瞳に映るざわめきは何にも聞こえなくて
ただ今は“甘い時間の悪戯だ”と
空につぶやいた

廻る.廻る… 置き去りにされた時間の中で私は今
les miserables
愛し過ぎた貴方が 壁際の向こうで
そっと微笑ってる

届かないこの想いだけ… 吐息にのせて

冷たい風を浴びながら
繰り返す夜に想いを描いてた
そっと口ずさむメロディは
時間に刻まれて消える
二度と戻れない哀しみは忘れられなくて
今も揺れる想いに染まることの出来ない身体が
壊れそうで…

一人きりの悲しみはどこに行けば殺る
“wa ta si ni a su wa a ru no…”

廻る.廻る… 置き去りにされた時間の中で私は今
les miserables
愛し過ぎた貴方が 壁際の向こうで
そっと微笑ってる
les miserables
深く深く落ちていく忘れかけた夢の中で私は今
les miserables
愛し過ぎた貴方が 壁際の向こうで
そっと微笑ってる…

届かないこの想いだけ…吐息にのせて


10.Lu:na

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

誰が塞がれたこの瞳の奥に触れるのだろう
揺れる陽炎の中で見つめていた月が嗤う

耳元で囁き始めるレクイエムの誘惑を
傷つけることでしか抑えられないままで

痛みを闇にさらわれた僕は
還ることなど出来はしないから…

ちぎれた薔薇を胸に抱いて
真紅の海に落ちてゆく
重なり合う躰の上で
死ぬまで踊り続ける

痛みを闇にさらわれた僕は
還ることなど出来はしないから…

もがき苦しむ穫物のように
意識は奪われるままに
快楽に溺れて消えてゆく
冷たいこの腕の中で

ちぎれた薔薇を胸に抱いて
真紅の海に落ちてゆく
重なり合う躰の上で
死ぬまで踊り続ける


11.Last Song

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

あてもなく一人 さまよい歩き続けた
かすかな吐息を ただ白く染めて
移り変わりゆく 季節のその儚さに
理由もなく 涙がこぼれた
「今も愛している…」

降り続く悲しみは 真っ白な雪に変わる
ずっと空を見上げてた
この身体が消える前に 今願いが届くのなら
もう一度強く抱きしめて

解り合えなくて 何度もキズつけていた
そんな時でも いつも優しくて
ふいに渡された 指輪に刻まれていた
ふたりの約束は 叶わないままに
「今も憶えている…」

遠ざかる想い出は いつまでも眩しすぎて
もっと側に居たかった
もう二度と逢えないけど いつも側で支えてくれた
あなただけは変わらないでいて

最後に見せた涙が消せなくて

この白い雪たちと 一緒に消えてしまっても
あなたの心の中にずっと 咲いていたいから

寄りそって抱き合った 温もりは忘れないでね
違う誰かを愛しても
最後に聞いたあなたの声を このままずっと離さないまま
深く眠りに落ちたい
降り続く悲しみは 真っ白な雪に変わる
ずっと空を見上げてた
この身体が消える前に 今願いが届くのなら
もう一度強く抱きしめて

「もう一度強く抱きしめて…」


12.ANOTHER WORLD

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

破り捨てられた Magazine 汚れなき魂
映画のような One Scene 貴方なら安心

「よそ見しないで…」貴方と二人で
今この世界へさよならを告げて
ゆけるなら何処までも遠くへ

誰よりも遠くへ
夢なら醒めないで
この空の向こうへ
「you can see the another world」

街並みは Mossgreen 傷ついた魂
砕け散る Taxi 貴方は美しい

言葉を交わして「泣かないでDarling…」
愛しい痛みに優しく抱かれて
逝けるなら何処までも遠くへ

優しい顔をして
貴方は泣かないで
笑った顔を見せて
「you don't need another words」

たとえどんなに傷ついても
貴方が側にいたから

誰よりも遠くへ
夢なら醒めないで
この空の向こうへ
「私を抱きしめて…」

優しい顔をして
貴方は泣かないで
さよならは言わないで
「you don't need another words」
「you can see the another world」


13.君のためにできること

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

いつまでも君だけは変わらないで側にいて
僕の腕で抱きしめた時から
この予感に気付いたから

あどけない笑顔に見せた君に
涙の理由を聞けなくて
僕のつかんだ手を振りほどいて…
そっと背中越しに声をかけた

「もう大丈夫だよ」と、何度も繰り返して
小さくふるえてる君に
そんな言葉しか言えないけれど

※いつだって君だけは変わらないで側にいて
僕の腕で抱きしめた時から
この予感に気付いたから※

なにげない話の中で
君の見せた笑顔が嬉しくて
僕は少し恥ずかしそうに微笑う君を
離さないまま呟いた

「もう大丈夫…」なんてことしか言えないけど
その涙がもう消えるなら
僕が君のピエロになるから

(※くり返し)

手にした笑顔の数より
涙は多いかもしれないけど
〜そばにいる〜
それが僕の、君のためにできること

(※くり返し)

いつだって僕だけは君を離したりはしないから
僕が君を守ってみせるから…

この予感に気付いたから


14.再会~Story~

作詞:Gackt.C
作曲:Gackt.C

微かな光に呼び覚まされて
儚い夢の記憶と消えそうな声

遠ざかる過去のざわめきは
今では見えないあの風景を映しだしてゆく

側で微笑う…君がいる
そう…まるで昨日のことのように覚えているよ
誰よりも深く僕に触れたその眼差しを

分かち合うことの喜びも…
奇跡のようなあの出会いも
二人の面影さえも置き去りにして消えてゆく

薄れてゆく記憶の中で
もう一度だけ抱きしめたくて
切ないくらい叫び続ける君の名を
声がなくなるまで

(セリフ)人はいったい何処から来て何処へゆくのだろう
大切な優しい人…
君だけがいない

うつむいて震える君を
この腕で抱きしめたくて
この世界のだれよりも君を
守りたいと気づいたから

もう少しで僕は消えるけど…
それでも君だけは離したくはない
切ないくらいに君に包まれたあの日々を
僕は忘れない